メンバーになりきれなかった悔しさ
こんにちは!ムキムキじゃないキムです。
少し前になりますが、「私はこの団体は合わない」「別にやりたいことが出来た」とNPOから離れていったメンバーがいたので、そのことについて書こうと思います。
NPO団体なので誰が入ってもいいし、逆に強制的にいてもらうこともできないんです。
会社だったら給料でその人を引き止めることや引っ張ることも可能性ゼロではないんですが、この団体でいうと引き止められるアイテムは皆無です。
その子がメンバーからいなくなったからって、正直何も変わらないし特別困ることもないのが現実で。ただ、その子の話を聞く限り「今の状態だとどこに所属しても何をやっても、変わらないだろうな...」というのが私の思った正直な感想でした。
話をきけば聞くほど「やったことがないことや苦手なことをやるのが怖くて動けない」=「(心の声)でも、それを変えたい」と思っているようにしか聞こえなくて。
今回のことを通して私は2つのことを思いました。
・過去の自分視点に立つことは意外と難しい
・凹んだけど、少し救われた
今のメンバーは確かにかなりみんなぶっ飛んでるし、新しいことにチャレンジしたり、自分を持ってる、すごい人たち、みたいな印象をその子はすごく受けたんだと思います。
その雰囲気に自分は入っていけなくて、みんなが凄すぎて...というのが少なからずあったんだと思います。
でも、ほんっとに最初のころは、全然そんな「すごい人の集団」なんてことはなくて...
と私が言うのも失礼なんですが、私も含めて「ふつうな人の集まり」って感じでした。正直、だから私もなんとか居ることが出来た気がします。
でも、5〜6年くらい色んなことがあって、もちろんメンバーも入れ替わりをしたりして
今に至っているわけで。今のメンバーだって最初から自分の軸をもって行動できたりガンガン1人で色んな活動ができるタイプではなかったと思います。私なんてほんとパッとしない人だし、活動にも全然参加しないしLINEにも現れないからすぐいなくなると思われてた人だったし。
個人が自律していくだけじゃなくて、団体自体が認知されたり色んな活動やイベントができるようになっちゃうと、いつの間にかそれが当たり前になってしまうんだなと思います。言葉でいくら「昔は〜だったんだよ」って伝えたところで、その子は今の私たちの姿しか見ることはできないんですよね。
例えば、その子が悩んでいることをその子と同じレベルでリアルタイムで共感できて、それでも頑張ろうとしているメンバーが他にももう少しいたなら....と思いました。
私が今楽しく過ごせているのは、その子と同じように「変わりたい、頑張りたい。でも辛い、怖い」って思ったときに会社でいう上司や先輩みたいな人に励まされたんじゃなくて
自分と同じように、悩みながらも走ったりもがいたりしてるメンバーがいたからだと思うからです。「今、つらいわー」って言い合える相手がいたからです。
だから、今の私がいくら話をしてもその子を突き動かすものはあまり多くないのかもしれないなと思いました。
昔からの濃いレギュラーメンバーやぶっ飛び系の大人とガンガン会うのも大事だけど、団体に入ったばかりの子や同期みたいに一緒に頑張れるメンバーと会っていたら...なんて思ってしまいます。そこまで考えが回らなかったことも...
それだけが原因ではないかもしれませんがいずれにしても、昔の自分の見方をするって意外と難しいんだなと思いました。
と、そんな感じで概ね凹んだ私ですが、唯一の救いがありました。
だいぶタイプはその子と異なるんですが、私と話す前にメンバーの1人に相談?みたいなことはしていたみたいでした。4時間くらい。笑
しかも、その相談相手が予想外だったので余計びっくり&嬉しかったです。笑
メンバーにそういう人(話そうと思う人)がいたこと。そういう人(相談される人)でいてくれたこと。
普段のコミュニケーションが足りてないと言われればそれまでかもしれませんが、
4時間も付き合ってくれるメンバーがいたことが嬉しくて嬉しくて。
しかも、私の勝手な想像では1時間くらいでしびれを切らしそうだと思っていたメンバーなので。笑
これまでそのメンバー(相談役)を割と邪険に扱ってましたが、今一度たま〜には感謝の意を示すことを検討してみようと思います。笑
ということで、普段あまり素直に感謝を伝えられない私ですが、本当にありがとう。
その子の相談役として適任だったかとかは別として笑、私の凹んだ心の救いになってくれました。
この団体から離れるからといって縁を切るわけじゃないし、個人的に連絡とったりご飯に行ったりすると思います。そして、その子のHONKIを大事にして頑張っている姿をうざいくらい応援したいと思っています!
とっても内輪ネタですみません!最後まで読んでいただきありがとうございましたー!